結論:既卒生の合格のカギは、「全分野を薄く回す計画」と「毎週の振り返り」、そして「ひとりで抱え込まない仕組み」です。知識は在学中に一度学んでいるので、足りないのは多くの場合、続ける仕組みのほうです。
既卒生がつまずきやすい3つのこと
1. 勉強のペースが崩れる
卒業すると、授業や学校の模試といった「決まった予定」がなくなります。仕事やアルバイトを始めると、勉強は後回しになりがちです。
2. 苦手分野を避けてしまう
得意な分野の問題を解くほうが気持ちは楽ですが、点数は伸びにくくなります。音響学や心理測定法など、苦手意識を持ちやすい分野ほど、早めに手をつけることが大切です。
3. 不安や焦りで集中できない
一度不合格を経験すると、「また落ちたらどうしよう」という不安が続きます。不安そのものは自然なことですが、ひとりで抱え込むと勉強に手がつかなくなります。
時期ごとの進め方(2月の試験に向けて)
| 時期 | 目標 | やること |
|---|---|---|
| 4〜6月 | 全分野をひととおり見直す | 分野別の問題で、今の正答率を確かめる。低い分野の基礎を復習する |
| 7〜9月 | 弱点分野を底上げする | 正答率の低い分野から順に、間違えた問題を解き直す |
| 10〜12月 | 本番形式に慣れる | 午前・午後の通しの模試を定期的に受け、時間配分を確かめる |
| 1〜2月 | 取りこぼしをなくす | 間違えた問題の総復習。新しい教材には手を広げない |
模試は「点数」より「分野ごとの正答率」を見る
模試の合計点は、問題の難しさで上下します。大切なのは、どの分野で点を落としたかです。分野ごとの正答率を見て、60%を下回る分野から順に手を打ちましょう。STラボの無料のマイページでは、模試を受けるたびに分野ごとの正答率と、伸びた分野が自動でわかります。
働きながら勉強する場合の時間のつくり方
- 平日は「1日○時間」より「1日○問」で目標を決める(時間は崩れやすいため)
- 通勤などのすきま時間は、間違えた問題の見直しにあてる
- 休日に、その週の振り返りと翌週の計画をまとめて行う
ひとりで抱え込まないために
既卒生の勉強でいちばん大きな違いを生むのは、定期的に誰かと振り返る機会があるかどうかです。週に一度、計画どおりに進んだか、どこでつまずいたか、気持ちはどうかを言葉にするだけで、次の1週間の動き方が変わります。
STラボの有料コーチングでは、担当講師が週1回、計画づくりと振り返りに伴走し、メンタル面のフォローも行います。同じ目標を持つ仲間とは、コミュニティ(Discord)でつながれます。
よくある質問
不合格のあと、いつから勉強を始めればいいですか?
気持ちを整える期間は必要ですが、4月中には全分野の正答率を確かめるところから始めるのがおすすめです。早めに弱点がわかると、1年の計画が立てやすくなります。
予備校に通わず、独学でも合格できますか?
独学で合格する人もいます。ただし、勉強のペースと気持ちをひとりで保つのは簡単ではありません。定期的に振り返る相手や仕組みを用意すると、続けやすくなります。
まずは今の実力を確かめましょう
登録は1分。模試の成績分析と、間違えた問題の復習ができる「マイページ」が使えるようになります。